短刀取り正面打ち第五教の2つのポイント
合気道の短刀取り正面打ち第五教ができますか?
短刀取り正面打ち第五教(表)のやり方は、まず互いに相半身で構えます。
受けが短刀を振りかぶると同時に側面に入身し、受けの肘を制します。(一教から四教とは異なる。)
側面に入身して短刀の剣筋から身を外して正面打ちをさばくと、受けの手首関節を上からつかみ、斬り下ろして前進します。
うつ伏せに抑え、人差し指の付け根で受けの親指の付け根を圧迫し、受けの肘と手首を押し気味にして肘関節を曲げて体重をかけ、手首関節を極めて受けの手を開かせ短刀を取ります。
短刀取り正面打ち第五教の裏も表と同じように、相手の側面に入身して相手を制します。
手首関節を上からつかみ、手首と肘を制し、転換してうつ伏せに抑え、手首関節を極めて、短刀をとります。
表も裏も短刀があることを意識しながらて行うことが大切です。
短刀取り正面打ち第五教のポイントは、
・しっかり相手の肘を制す
・刃の先から身を外す
この2つです。
ポイントをしっかり意識することが重要ですが、わかっていても短刀の怖さもあって難しいことですよね。
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